問1.IFCに関する次の記述のうち、適切ではないものを選びなさい。
- 3次元モデルデータを異なるBIM/CIMソフトウェア間で交換・共有する方法として、1対1でコンバータプログラムを作成するより、IFCを介してインポート・エクスポートできるようにした方が効率的である。
- IFCの数多くのサブスキーマは、4層のレイヤに分類される。
- IFCでは、属性情報をオブジェクトのクラス内部に定義するのではなく、外部にプロパティセットを設けてオブジェクトのクラスとリンクすることを推奨している。
- BIM/CIMソフトウェアがIFCに準拠しているかどうかをチェックするIFC検定は、日本ではbuildingSMART Japanが中心になって実施している。
- 幾何形状を表現するクラスは、属性を表現するクラスの下位に設けられている。
- IFCで定義されているクラスは大きく、関係を表すクラス、オブジェクトを表すクラス、各クラスの属性情報を表すクラスの3つに分類される。
問2. BIMに関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。
- BIMモデルは、設計と施工で用いるが、運用・保守管理は対象外である。
- BIMとはビルディングの情報モデルであるから、土木構造物は対象ではない。
- 建築物の設計プロセスにおいて、設計の中間段階に業務量を集中させることを、コンカレントエンジニアリングと呼ぶ。
- BIMを用いて業務量を前倒しにし、設計変更に伴う建設コストを低減させる概念図中の曲線を「マクリーミー曲線」と呼ぶことがある。
- ウォーターフォールモデル法による設計プロセスでは、上流工程のミスを下流工程で発見した場合、容易に遡って修正できる。
- 建築物の設計プロセスにおいて、意匠、構造、設備、生産設計を同時並行的に進めることを、フロントローディングと呼ぶ。
問3.道路土工の3次元モデルに関する次の記述のうち、適切ではないものを選びなさい。
- 国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研)が2015年(平成27年)に策定した「LandXML 1.2に準じた3次元設計データ交換標準(案)」は、現在「J-LandXML」と呼ばれている。
- J-LandXMLの検定は、buildingSMART Japanが実施している。
- XMLとは、Extensible Markup Languageの略で、「拡張可能なマーク付け言語」と訳されている。
- J-LandXMLは、2015年に国総研に策定された後、日本独自の進化を遂げてきている。
- LandXMLは、ICT土工で広く利用されている。
- LandXMLは、道路土工のデータモデルとして構造が単純でわかりやすいことから、2000年代半ばには欧米先進諸国でデファクトスタンダードとして広く利用されるようになった。
問4.国土交通省のオブジェクト分類に関する次の記述のうち、適切ではないものを選びなさい。
- 3次元形状データは「オブジェクト分類(階層3)」に該当する単位で作成し、オブジェクト分類として「オブジェクト分類(階層3)」に示す用語を設定する。
- 「オブジェクト分類(階層3)」の決定は必須である。
- オブジェクト分類の例として、橋梁下部工の場合、階層1は橋台工、階層2は橋台躯体工、階層3は支保工となる。
- オブジェクト分類は、3 次元モデルの作成段階や照査段階において、3 次元モデル内の情報を検索するためのキーワードとして活用するため、統一した用語を設定する。
- 3 次元形状データが何を表すかを識別する属性情報として、オブジェクト分類を設定している。
- 「オブジェクト分類(階層1)」「オブジェクト分類(階層2)」の決定は必須である。
問5.境界表現に関する次の記述のうち、最も適切なものを選びなさい。
- 境界表現では、ウィングドエッジデータ構造を用いて位相情報を管理する。
- 境界表現では、稜線は直線、面は平面で表現し、曲線や曲面は用いない。
- 境界表現では、面のどちら側に立体の中身があるのかを示さなくても、自動的に識別可能である。
- 境界表現の位相情報とは、頂点、稜線、面などの幾何学的な位置情報のことである。
- 境界表現では、ドーナツのような穴が開いた形状のように、面が閉じていない場合がある。
【正解】
問1.5 問2.4 問3.2 問4.6 問5.1
